2008年06月12日 (木) 21:25 | 編集
『蛍』
吉村 昭
中央公論社 1989-01
蛍を見に行き川に落ちて亡くなった五歳の甥の葬式に出かけた主人公が、死の原因を作った小学三年生の甥と過ごす通夜の夜・・。表題作「蛍」の他死を見つめる短編9作。刑務官が死刑執行時の支え役を引き受けたことで与えられた特別休暇で出かける新婚旅行での心の揺れを描いた「休暇」が映画化するとのことで本屋で平積みされており手にした。吉村昭を読んだのは10数年ぶりだと思う。激情や大きな悲しみが描かれるわけではなく、客観的な視線で登場人物に多くを語らせず、彼の持つ「死」への思いを淡々と読者に投げかけてくる。こんな”静かな”小説もたまには良い。
読了日:2008.6.9
★★★☆☆

吉村 昭
中央公論社 1989-01
蛍を見に行き川に落ちて亡くなった五歳の甥の葬式に出かけた主人公が、死の原因を作った小学三年生の甥と過ごす通夜の夜・・。表題作「蛍」の他死を見つめる短編9作。刑務官が死刑執行時の支え役を引き受けたことで与えられた特別休暇で出かける新婚旅行での心の揺れを描いた「休暇」が映画化するとのことで本屋で平積みされており手にした。吉村昭を読んだのは10数年ぶりだと思う。激情や大きな悲しみが描かれるわけではなく、客観的な視線で登場人物に多くを語らせず、彼の持つ「死」への思いを淡々と読者に投げかけてくる。こんな”静かな”小説もたまには良い。
読了日:2008.6.9
★★★☆☆
