ruruの読書ノート
ビジネスからコミックまで基本あっさりたまに熱く記す個人の読書感想&備忘録
『明日の記憶』荻原 浩
2008年03月11日 (火) 22:04 | 編集
明日の記憶 (光文社文庫)
『明日の記憶』
荻原 浩
光文社 2007-11-08


働き盛り50歳の広告代理店部長の主人公が若年性アルツハイマーになり、進行していく病気に抵抗しながらも急速に記憶を無くしていく様を描いた作品。視点が介護者でなく本人なだけに、記憶を無くしていく恐怖と葛藤が主観としてひしひしと伝わってくるので、まるで自分のことのようにずっしりと心にのしかかる。とにかく切なくてつらくて・・。しかし救いの無い描き方でないのがさすがの荻原浩。最近注目の作家さん、、と前に書いたことがあったが、この作品はなんだか怖くて今まで読めなかった。でも素晴らしい作品なので、心が元気な時に是非読んで欲しい。


読了日:2008.3.11
★★★★★


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『あさ』詩・文:谷川 俊太郎/写真:吉村 和敏
2008年03月10日 (月) 22:57 | 編集
あさ/朝
『あさ』
詩・文:谷川 俊太郎/写真:吉村 和敏
アリス館 2004-07


あさをテーマに、左から読むと谷川さんが短文をつけた写真集、右から読むと谷川さんの詩の背景に写真という面白い作りの本。朝もやの写真が爽やかでとても心地いい。「朝のリレー」はCMに使われていた頃気に入ってポストカードを部屋に貼っていた。カナダの写真が本当に素晴らしいのだけど、個人的には日本の素敵な朝も見たかったかな。


「朝のリレー」 

カムチャツカの若者が
きりんの夢を見ているとき
メキシコの娘は
朝もやの中でバスを待っている
ニューヨークの少女が
ほほえみながら寝返りをうつとき
ローマの少年は
柱頭を染める朝陽にウィンクする
この地球では
いつもどこかで朝がはじまっている

ぼくらは朝をリレーするのだ
経度から経度へと
そうしていわば交替で地球を守る

眠る前のひととき耳をすますと
どこか遠くで目覚時計のベルが鳴ってる
それはあなたの送った朝を
誰かがしっかりとうけとめてた証拠なのだ


読了日:2008.3.7
★★★★☆


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『身近なトラブルで絶対負けない法』河野 順一
2008年03月02日 (日) 19:29 | 編集
『身近なトラブルで絶対負けない法』
河野 順一
成美堂出版 2001-10


社労士兼行政書士の著者による身にふりかかりそうなトラブルの解決法。

子供が親に内緒で買った物は返品できるか?
敷金を返してくれない!
酔っ払いにからまれて逆にケガをさせてしまった!
親の生活を一人でみていた子の相続分遺産は多くなる?

などなどまさに身近なトラブルについて丁寧に解説をしてくれている。
最近は疑問はネットで調べてしまいがちで出番があまりなかったが、なかなか丁寧に書いてくれてあり面白く読めた。ぼんやりとでも頭に残っていればいざと言う時諦めずに動けるかも。


再読了日:2008.3.2
★★★☆☆


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