ruruの読書ノート

ビジネスからコミックまで基本あっさりたまに熱く記す個人の読書感想&備忘録

『霊能力者小田霧響子の嘘』甲斐谷 忍 

霊能力者小田霧響子の嘘 3 (ヤングジャンプコミックス)霊能力者小田霧響子の嘘 3 (ヤングジャンプコミックス)
(2009/04/17)
甲斐谷 忍

商品詳細を見る

『LIAR-GAME』作者の別連載作品。

霊能力者として数々の難事件を解決してきた小田霧響子。
だが実際は霊能力などはなく、彼女の推理は天才的な頭脳からきているのだった・・!



・・・ということで、『LIAR-GAME』同様頭脳系のストーリー。
殺人事件はないが、毎回謎解きがあってミステリ系と言える。

しっかりとした内容ながらコメディタッチで笑えます。

『LIAR-GAME』ほど疲れずに楽しく読めるのでオススメ。

 



人気ブログランキングへ にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ
[ 2009/11/19 22:01 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)

『覆面作家の愛の歌』『覆面作家の夢の家』北村 薫 

覆面作家の愛の歌 (角川文庫)覆面作家の愛の歌 (角川文庫)
(1998/05)
北村 薫

商品詳細を見る


覆面作家の夢の家 (角川文庫)覆面作家の夢の家 (角川文庫)
(1999/10)
北村 薫

商品詳細を見る

ペンネーム”覆面作家”こと新妻千秋は大富豪のお嬢様。
屋敷の中と外で2つの顔を持つお嬢様は名探偵でもある。
お嬢様探偵シリーズ第2弾と第3弾。

 

それぞれ短編3作ずつの連作集となっており、3冊目の『覆面作家の夢の家』で完結となった。


読み進むにつれて世界観に慣れてはきたが、どうも軽いノリが合わない。
良介が双子だったり、お嬢様が2面性を持っていたりといった設定もあまり活きておらず、必要だとも思えない。

会話が一番きついが、好きな人はこのノリが好きなのかもしれないとは思うが。


ただ、謎解きは面白い。
文体や雰囲気はライトノベルで内容は本格ミステリといった印象。

推理自体は考えさせられ、なるほどと楽しませてもらった。

 

さらっと読めるミステリが好きな人にはおススメ。



読了日:2009.11.16
★★★☆☆

人気ブログランキングへ にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ

[ 2009/11/16 22:21 ] 北村 薫 | TB(0) | CM(0)

『覆面作家は二人いる』北村 薫 

覆面作家は二人いる (角川文庫)覆面作家は二人いる (角川文庫)
(1997/11)
北村 薫

商品詳細を見る

大富豪の令嬢新妻千秋がペンネーム”覆面作家”としてミステリ界にデビューした。
彼女は屋敷の中と外で2つの顔を持っていて、担当編集者良介が持ち込む事件を軽々と解決していく名探偵でもあったのだ。

 

内弁慶ならぬ外弁慶お嬢様千秋の推理が冴え渡るシリーズもの第1弾。

 

果てしなく軽いノリに最初はやや拒否反応が出たが、読んでいるうちにまあまあ面白くなってきた。

 

それなりのミステリだし、常人離れした千秋の推理と振り回されるワトソン役の良介という二人のバランスも良い気がする。

 

とにかく軽〜〜い小説だが、王道推理物に沿っていると言えばそう言えるかもしれない。

 

とりあえずシリーズの続きも一緒に借りてきたので読んでみようとは思っている。

 

読了日:2009.11.15
★★★☆☆ 

 

人気ブログランキングへ にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ
[ 2009/11/15 12:02 ] 北村 薫 | TB(0) | CM(0)

『サニーサイドエッグ』荻原 浩 

サニーサイドエッグ (創元クライム・クラブ)サニーサイドエッグ (創元クライム・クラブ)
(2007/08)
荻原 浩

商品詳細を見る

フィリップ・マーロウに憧れ、ハードボイルドをこよなく愛する探偵最上俊平。
久しぶりの依頼は美女からの猫探し。
「ブロンドで青い目」の秘書を雇い探索に乗り出すが、思いも寄らぬことに巻き込まれていき・・。

荻原浩らしいユーモア小説である。
一応事件が起こり謎もあるのでミステリーとも言える。

 

ハードボイルドを決めながら、猫ちゃん探しに奔走する姿がおもしろい。
緊迫感あり、笑いありで飽きることなく一気に読める。

 

飽き飽きな某設定はともかく、ギャル秘書との掛け合いも楽しく、丁度良いアクセントになっている。

殺人事件の解明並にペット探しでこれだけしっかりした小説になっているのがすごい。

 

私にとって荻原さんは”間違いのない作家”さんの一人。
こちらも、例外なく満足させてくれる作品だった。

 

読了日:2009.11.14
★★★★☆

人気ブログランキングへ にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ

ホリエモン×ひろゆき 語りつくした本音の12時間 「なんかヘンだよね・・・」 

ホリエモン×ひろゆき 語りつくした本音の12時間 「なんかヘンだよね・・・」ホリエモン×ひろゆき 語りつくした本音の12時間 「なんかヘンだよね・・・」
(2009/09/04)
堀江 貴文西村 博之

商品詳細を見る


ホリエモンとひろゆきの対談本。

「おかしいのはオレたちなのか?ニッポンか?」と帯にあるように、現代日本の問題点について二人の独特の見解が繰り広げられる。

一貫した強い主張がなされているというわけでなく、思ったままを口に出しているだけで議題はどんどん変わっていく。

「なるほど」と思う意見もあるが、やはりこの二人は極端すぎる。
一般的な思考では突出することはできないので当然かもしれないが。

ただ二人ともわざわざ異端であろうとし、そう言われることに満足しているような子供っぽさも感じられる。
こういう人たちが成功できるところにIT業界の魅力があるのだろうと感じた。

二人に興味があって、彼らの頭の中が覗いたみたい人にオススメ。

読了日:2009.11.13
★★★☆☆

人気ブログランキングへ にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ
[ 2009/11/14 11:52 ] その他 | TB(0) | CM(0)

『暗黒童話』『ZOO』乙一 

暗黒童話暗黒童話
(2001/09)
乙一

商品詳細を見る

ZOOZOO
(2003/06)
乙一

商品詳細を見る



図書館で目に留まり、借りてきた2冊。
初めての乙一。

読んでみたいと思っていた作家なので期待していたのだが、文章の稚拙さに耐え切れず途中で気持ち悪くなってしまった・・。

『ZOO』は短編集だったので最初の2話と表題作をなんとか読んでみたが、それ以上は読む気になれず断念。
『暗黒童話』は数ページで放棄。

独特の世界観があるような書評をよく見るが、どれもどこかにありそうな内容だ。
力のある作家さんが同じモチーフで書けばそれなりにまとまる可能性は若干あるかもしれないが。

 

とにかく文章力が低すぎる。

好みを超越して生理的に無理。
個人的に山田悠介を超えてくれたかも。


読書日:2009.11.12
☆☆☆☆☆

人気ブログランキングへ にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ

『サウス・バウンド』奥田 英朗 

サウス・バウンドサウス・バウンド
(2005/06/30)
奥田 英朗

商品詳細を見る

二郎は中野に住む小学6年生。
お父さんは元過激派のフリーライターでいつも家でごろごろ。
区役所の人とけんかをしたり学校に押しかけてきたりと問題行動ばかり起こしては、いつも二郎や家族を困らせる。
今度は急に沖縄の西表島で自給自足生活を送ると言い出して・・。

無国家主義を貫こうとする父親に翻弄される子供たち。
一見普通に思えた母親も実は学生運動の元闘士だった。

そんな両親に育てられてるとどうなるのか?

意外や意外、子供たちは客観的に物を考えられるなかなかの常識人である。
親に共感することもあれば、外の一般社会との折り合いをつけようともすることで第三者的な視点を持ち合わせている。

 

子を諭すのが親の役目と思いきや、親が破天荒過ぎて子供が自然に育っているというわけである。

案外そういうものかもしれない。


二郎は、東京での姿、沖縄での姿と異なる父親の背中を見ながら成長していく。
一貫して父親の共産主義的な主張が続くが、二郎なりにしっかり考え取捨択一できている。

父親の激しい主義主張や湧き上がる物騒な事件に二郎と一緒に振り回されるアップテンポなストーリー展開に飽きない。

子供の成長物語としては清々しく、騒々しいながらも爽やかな小説だった。

 

読了日:2009.11.12
★★★★☆

人気ブログランキングへ にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ

[ 2009/11/12 16:09 ] 奥田 英朗 | TB(0) | CM(0)

『雷の季節の終わりに』恒川 光太郎 

雷の季節の終わりに雷の季節の終わりに
(2006/11)
恒川 光太郎

商品詳細を見る

地図に無い町穏(おん)。
賢也は雷の季節に姉がいなくなってから風わいわいに取り憑かれていた。
ある事件の真相を起こした賢也は穏を追われることなり、風わいわいの助けを借りて下界へ向かうこととなる。

 

恒川光太郎の世界観がよく出ている作品。
閉ざされた町穏、隣り合う墓町、風わいわい、闇番、鬼衆・・この独特の世界にわくわくしてくる。

 

穏を出てからは現実社会?が絡んできてややサスペンス調になっていくのがやや興ざめだが、この世界に浸りながら読み進めるのは楽しい。

 

それなりの長編にまとまっているのだが、もっと掘り下げた超長編になったらもっと面白そうだと思った。

 

民話的な雰囲気や和風ファンタジーが好きな人にはお勧めの作家NO.1。

 

読了日:2009.11.11
★★★★☆

 

人気ブログランキングへ にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ

[ 2009/11/12 00:36 ] 恒川 光太郎 | TB(0) | CM(0)

『僕僕先生』仁木 英之 

僕僕先生僕僕先生
(2006/11/21)
仁木 英之

商品詳細を見る

唐の時代、元県令の父の財産を当てにしてのらりくらりと暮らす王弁という若者がいた。
何事にも興味を持つことができなかった王弁だったが、ある日出会った美少女仙人僕僕に惹かれ、旅のお供をすることになる。
身分を越え人の世をも超えた旅をする中で王弁の心に変化が生まれてくる。
第18回日本ファンタジーノベル大賞受賞作。

唐を舞台に若者の成長を書いた小説。
身分や時代背景などは史実に基づきながらも、歴史小説ではなくファンタジーとなっている。

親の財産があるからと何にもやる気を持てなかった王弁が、仙人である僕僕の導きで生まれ変わっていく。

僕僕が仙人にあるまじき可愛らしい美少女(仮の姿だが)のため、王弁は初めて人を好きになる感情すら感じてしまう。

現代の草食系のようなぼんやりとした若者が、意思を持ち人と関わることを覚えながら使命を持つまでに成長していく様子を、仙術を使う仙人との旅から学んでいくところが面白い。

しっかりとした世界観ながら僕僕と王弁の可愛さでほんわかしてしまう柔らかいストーリーが良かった。

シリーズ化されているようなので続編も是非読んでみたい。


読了日:2009.11.10
★★★★☆

人気ブログランキングへ にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ

『交渉人』五十嵐 貴久 

交渉人 (幻冬舎文庫)交渉人 (幻冬舎文庫)
(2006/04)
五十嵐 貴久

商品詳細を見る

3人組のコンビニ強盗が病院に立てこもるという事件が起こる。
交渉に当たったのはネゴシエーターとしての第一人者石田警視正。
石田は犯人との電話交渉でスムーズに人質解放を進めていくが、事件は思わぬ結末を迎える。

物語はコンビニ強盗のシーンから始まり、ひたすら犯人との交渉が続く。
しかし何となく交渉の内容に違和感がある。

たかがコンビニ強盗が立てこもり?
犯人の対応が・・?

と長々読み進めた末の意外な結末。

なるほど、この結末ありきだったわけね、と納得。

『交渉人』というタイトル通り”交渉”の内容に期待をしていると、あちらこちらでおかしいことだらけ。
ここがもう少し読者に気付かせないようなスムーズな展開ならもっと良かったと思う。

 

常に違和感があり続けた点でどんでん返しの衝撃が減ってしまって残念だが、予想もつかない方向へ展開していった点では面白かった。

意外性はかなり高い!

読了日:2009.11.8
★★★★☆

人気ブログランキングへ にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ

[ 2009/11/09 10:31 ] 五十嵐 貴久 | TB(0) | CM(2)
プロフィール

ruru

Author:ruru
雨の日の読書が好きです。
気分に合わせて色々な本を読んでいます♪

その時の気持ちで勝手にランクをつけています。

★4つは個人的に面白かったと思う本。
★5つは巧いと思った、勉強になった、または衝撃を受けた本。

コメント・トラバ歓迎です。
是非オススメの本を教えてください♪

*ruruのオススメ本棚

ブロとも申請フォーム
QRコード
QR